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日本人である以上、恥ずかしくないくらいの着物についての知識をもっていましょう。とはいえ現代社会において、着物を着るのは人生で成人式の一度限という方が大半ではないでしょうか。もとは日本人の民族衣装であったはずの着物ですが、すっかり洋装にとって替わられてしまいました。洋装に礼服があるように、着物にも種類があります。礼装着(第一礼装)は打掛・黒留袖・本振袖・喪服です。黒留袖は結婚式などでみることがあると思いますが、既婚女性(新郎新婦の母親)が着用するもので、決まりは染め抜きの5つ紋、白の比翼仕立てにすることです。本振袖は未婚の女性が着用します。袖が長いほど格調高く、大振袖は長さ三尺三寸から三尺(124~114センチ)あります。花嫁衣裳や成人式、披露宴などで着ることができます。このほかの種類として略礼装(色留袖・訪問着)・外出着(付け下げ、小紋)・街着普段着(紬・ウール・銘仙)などがありますので、訪ねる先に合った着物の種類を見極めてください。